■樹脂パーツとオフロードバイクは切っても切れない仲

樹脂パーツとオートバイは外装パーツなどで親密な関係を築いていますが、特にオフロードバイクの場合はその耐久性や耐衝撃性の高さから切っても切れない仲になっています。
またそのデザインの自由度の高さからも様々な機能的ドレスアップパーツもラインナップされ、ただ単に愛車のデザインを変えるだけではなく性能向上のためにリプレイスする事も出来るようになりました。

■高機能樹脂

樹脂というと経年劣化で色が落ちたり脆くなったりしたものですが、近年はPolisport(ポリスポーツ)のようにDGP素材を使用することで純正を凌ぐ高い耐候性を持った製品も出てきました。またヘッドライトやテールランプはマシンの軽量化にも役立ちます。中にはエアスクープ状のフロントフェンダーなどマシンの性能に少なからず関係するようなパーツも出てきていて樹脂パーツの世界はますます広がりを見せています。

■リプレイスのシートが必要なわけ

シートはただ単に腰掛けるために有るわけではなく、加重をデザインする機能的なパーツです。そんな重要なアイテムなのに車両に元からついている1サイズのシートで万人に対応するのは無理な話です。足つきを良くするためのあんこ抜きも含めてシートによて自分好みのライディングポジションを得ることは重要なチューニングの一つです。

■ライディングを支えるシート

・形状
シートのハイトによって体格の大小でステップからの距離が大きく異なる事をを調整する事が出来ます。そうすることでシッティングからスタンディングへの移動が楽になったり、前後の移動が楽になったりするのです。近年はステップシートの登場で前後への加重コントロールも受け持つようになり、様々なライディングスタイルに対応するようになりました。

・表皮
今はノンスリップ系のシートが主流です。身体が遅れそうになった時はもちろんですが、トルクの太い4stマシンは立ち上がり加速で腰がずれないために楽にライディング出来るようになります。ただしツーリングバイクに使用するときは腰がずれづらいので足つきが悪くなったような印象になります。

・シートフォーム
シートフォームの堅さも重要です。柔らかく沈み込むより多少堅めの方がポジションの修正が楽になります。ツーリングユースの場合も多少堅めの方がお尻が痛くなりづらいようです。シートフォームは発泡ウレタンなので経年劣化で腰が無くなります。柔らかくなってきたらフォーム交換が必要になりますが、多くの純正品の場合はアッセンブリー交換になっていしまいます。そんな時を契機に社外品へのリプレイスも検討してください。

■外装樹脂パーツ


アチェルビス

ACERBIS社は1973年にイタリアで生まれたプラスチックパーツのリーディングカンパニーです。現在スタンダード化しているモーターサイクルパーツの中にはACERBIS社が先鞭を付けた物が少なくありません。また高品質なパーツをリリースし続けており、その品質の高さからモーターサイクルメーカーの純正部品の生産も請け負っています。

   

プログリップ

1960年からPLASTICHE CASSANO社はローマで生産を始め、プログリップというブランドを世に送り出しました。徹底した品質管理の元で生産される製品群は実戦の場で磨き上げられた機能美に溢れています。a

   

ジミーテック

カーボンパーツの製作では定評のあるメーカーです。メーカーといっても知る人ぞ知るという感じで口コミでパーツを製作してくれていました。今回ご縁があって当店でもご紹介することになりました。a

■シート


ガッツ ファクトリー

アメリカのAMAシリーズで装着率NO.1のシートカバーが日本上陸。
様々なカラーの組み合わせに絶大なグリップを誇るシート生地がAMAトップライダーを魅了しました。

   

ザップ テクニクス
ドイツのビレットパーツメーカーであるZAP TECHNIXはゲルマン民族らしいしっかりとした造りで操作系パーツに求められる高い精度を達成しています。
※シートカバー
   

アチェルビス エックスシート

「X-SEAT」は一体成型の画期的なモトクロスシートです。軽量、完全防水、一体感を高めたグリッパーなど最先端を行くアチェルビスならではの先進シートです。

   

レーステック

イタリアのレーステック社は様々な樹脂製パーツを取り扱っています。
ここでは有りそうでなかったステップアップシートキットをご紹介します。

■グラフィック


エックスグリップ
X-GROPはオーストリアのメーカーでエルツベルグロデオにも参戦し、実戦に即したアイテムを多数リリースしています。
ここではリム用のカラーチェンジグラフィックをご紹介します。
   

エススリー

S3はスペインのパーツメーカーです。
エンジンパーツの製造も行う精度の高い技術が売りで、トライアル系のパーツからエンデューロ用のパーツまで様々な物をリリースしています。
ここではリム用のカラーチェンジグラフィックをご紹介します。